無洗米を美味しく食べるには水の量がコツ

私が無洗米を試してみようと思ったのは、雨が少なくて水不足となり、水道局から節水を奨励するPRが流れていた時期です。
無洗米は文字通り米を研ぐ際に水を必要としない上に、研ぐ手間も省けることから時間の節約にもなると思い、興味を持ちました。

しかし私は昭和生まれの人間ですので、米を研がずに炊くということには非常に抵抗がありました。無洗米とはいえ最初はさらっと洗ってゴミを流した方が良いのでは、と思ったものです。

テレビを見ていると無洗米を使用している芸能人や主婦が、本当に直接そのまま水を入れているのです。インターネットの情報をみても最初に簡単に洗った方が良いなどと出ている為に、実際に購入するまでには時間がかかりました。

最初に無洗米を使用するきっかけとなったのは、東日本大震災でした。当時は皆食料品の買いだめをしてしまい、スーパーの米や水の売り場は空っぽになってしまったものです。但し無洗米だけは在庫がある店舗もありました。

理由は無洗米が他の米よりも値段が高かった為です。私はそれならば良い機会だからと思い、無洗米を5キロ購入してみました。
最初はやはり不安だったので、一度コメを軽くゆすいでみたところ、やはり水が白くなりました。

「これで研がなくてもヌカ臭くならないのか」と思いましたが、思い切って炊いてみました。

無洗米を購入して初めて知ったのですが、普通の米よりも長い時間水に浸けておく必要があるのです。研ぐ時間は節約できてもこの部分で時間がかかると思うと、決して時短ではありません。

しかし寒い時期に冷たい水で手がかじかむこともないので、冷え性の女性にとっては助かります。
炊き上がりは普通の米と全く味でしたが、やはり少し固めでした。その無洗米を食べきってから、もう1袋購入してみました。

水に浸ける時間と、炊く際の水加減を多目にすることが分かったので、美味しく食べられました。2袋目を食べきる頃には普通の米も店頭に並ぶ様になりました。

無洗米は栄養分が洗い流れてしまうことがないので身体にも良いと言われています。最近ではスーパーのプライベートブランドの無洗米が販売されていて、銘柄米とあまり値段も変わりません。

米自体は重いのでネットスーパーに頼んでいますが、たまたま切らしてしまった時には無洗米を購入しています。周囲で仕事を持つ主婦の友人達は既に無洗米を食べているとのことで、若い人たちには意外と受け入れ易いものです。

もう少し無洗米についてQ&Aなどの説明があれば、皆もっと使ってくれるのではないかと思います。